建国記念の日

今日は「建国記念の日」です。個人事業主のように活動していると、祝日であることをすっかり忘れていることが多く、メモ帳を見るなどしてようやく気づくことがしばしばあります。今日も、直前になって祝日であることに気づかされました。


今日の「建国記念の日」に関連して、「日本のように、『神話』に基づく日を祝日にしている国家はめずらしい」というコラムを見つけました。少し調べてみると、初代天皇とされる神武天皇が即位した日とありますが、これは「日本書紀」の話であって、史実に基づいているかどうか、非常に曖昧であるとのことでした。

そこで、今日を「建国記念日」とはせずに、「建国記念日」としたとあります。「の」を入れることで、史実の根拠が曖昧でも、「日本の建国を思う日としよう」というニュアンスがあるようです。


そういえば、大学院で「聖徳太子が偉大な人物とされてきたのは、どのような行為にあるのか?」ということを学んできました。それは、「日本を独立国として、当時の中国に意思表示したことにある」とのことでした。その聖徳太子の存在も、「実はフィクションではないか」という説もあるようで、本当に歴史は複雑怪奇ですね。