読書と健康寿命

先日、AIについてのテレビ番組で「読書をすると、健康寿命が延びるのではないか」という内容を取り上げていました。出演者の大学教授も驚いていましたが、私自身も根拠のない共感を覚えました。


AIが導き出す「答え」は、それを導き出すまでのプロセスがブラックボックス化されていると言われていますが、「読書をする」人は、健康寿命を延ばすことにつながる他の行動をとりやすいということでした。何となく納得できたのが不思議でしたが、確かに私の潜在意識の中にも、そのような「仮説」を持っていたのかもしれません。


私自身、たくさん読書をしていたときは、もちろんある程度まとまった時間のある時期でしたが、「何とかしたい、この状況から抜け出したい」という思いが強くて、読書に打ち込んでいたように思います。高校時代がそうだったように思いますし、次の就職先を見つけないまま会社を辞めたときもそうだったと思います。



それに、知人の大学教授(准教授)等を見ていると、お元気な方が多いように思ったのも、その人たちが常に問題意識、自分自身の課題を明確に持っておられるからお元気なのではないか、という気がしていました。


読書と健康寿命との相関性は、あくまでも仮説ということですが、何となく深い相関性があるように感じます。最近、スマホを見ていることが多いですし、スマホで読書をするのもよいのですが、もう一度紙の本でしっかり読書する体験を積んでいきたい、と思いました。