型落ち家電

先日、ジャパネットたかたの番組を見ていたのですが、「冷蔵庫がこんなに安く提供できる」には理由があって、最新の型番ではなく、1年前の型番の商品だからとのことでした。


それを聞いて、「わずか1年前の型番で安く提供できるのであれば、むしろ、そちらのほうが魅力的ではないか」と個人的には感じました。家電に関して言えば、1年前のものでも、数年前のものでも、現在販売しても十分に魅力的なものが多いと思います。もちろん、家電メーカーからすれば、新しい型番を出すごとにさまざまな改良と新機能が加えられているでしょうから、型落ち商品はあまり積極的に売りたくないという意向が働くかもしれません。ただし、それでも消費者からすれば、どうしても「価格」は非常に重要な問題ですから、このような選択肢が今後増えていけば面白いように思います。


例えば、新品でありながら、「型落ち」の家電を集めたポータルサイトがあれば非常に便利だと思います。「型落ち家電」と最新家電を比較し、「この程度の価格差なら、最新の商品を買おう」だとか、あるいは逆に「1年前の商品で機能的には十分だから、少しお買い得の1年前のものを買おう」というように、納得して購入できる機会も増えていくのではないでしょうか。


ただ、家電はどうしても場所をとることから、在庫管理、物流管理をしていくことは、相当大変なことではないかと、素人ながらに想像します…。