さよなら、夏の日

今日は8月最後の日です。危険な猛暑日が続き、とても風流な気分を味わう余裕はありませんが、せいぜい冷房の効いた室内で夏の歌を聴いて少しだけ夏の気分を楽しみました。

 

今年の8月の出来事で、個人的に関心が高かったことは藤井聡太七段(当時)の二冠獲得です。殺人予告の連絡があるなどして精神的にも大変な時期だったと思いますが、二つのタイトル戦を7勝1敗で切り抜けたのは見事としか言いようがありません。

 

元大リーガーの松井秀喜氏が「自分自分でコントロールできないことは、あまり気にしないようにしている」と言っていましたが、どの分野においても超一流の地位に登り詰める人は何か共通するものがあるのかもしれません。

 

他人の行動をコントロールすることはできません。だからあまりそのことは気にせず、自らがコントロールできる自分自身と向き合うことに集中する。そのような精神力を確立してはじめて超一流に登り詰めていくことができるのでしょうか。

 

藤井二冠と比較するまでもなく、私自身の精神力の弱さを恨みたくもなりますが、それでも私はそんな自分自身と一生やり繰りしていくしかできません。自分自身とうまく付き合いながら、遅々とした歩みであっても常に成長することを目指していきたいと思います。