羽生「一冠」

将棋の羽生さんが、王座戦で中村六段に敗れ、ついに棋聖の「一冠」のみとなりました。


本来、「一冠」でもタイトルを保持していること自体、とてもすごいことなのでしょうが、「あの羽生さん」が、王位戦王座戦で20代の有望な若手棋士に敗れ、タイトルが残りあと一つになったことは、正直なところ、少し残念な気持ちになりました。


羽生さんと言えば、私たち「同世代」の英雄ですが、インターネットテレビ王座戦の勝敗が決する瞬間を観戦したとき、茫然とした羽生さんの表情が印象的でした。


でも、「これからの羽生さん」に注目です。ここから、どのように巻き返していくのか。そして、あわよくば近い将来、藤井聡太棋士とタイトル戦で勝負してほしいと願っている人は、かなりたくさんいることでしょう。