高校中退

かなりショッキングなニュースでした。藤井二冠が1月末付で高校を自主退学していたとのことです。卒業まであと二ヶ月なのだから、高校だけでも卒業すればよいのに、と思ってしまいます。私には計り知れない感覚です。出席日数が足りない、という報道もありましたが、それなら補習を受けるなどして卒業するための条件を整えることはいくらでもできたはずです。

 

やっぱり「将棋に打ち込みたい」というコメントは本音だったのでしょう。超一流のプロの感覚は、真剣のような切れ味を感じます。まだ10代なのだから、若さの特権を活かしていろいろと寄り道する生き方もできるはずですが、一心不乱の生き方にただ頭が下がります。

 

藤井二冠は、自身の実力のピークは25歳頃と想定しているそうです。だからこそ、周りから見れば生き急いでいるように見えることでも、本人からすれば理にかなった選択をしているだけなのかもしれません。それにしても、凄い、の一言です。