「歴史」の流れ

何かに書いてあったのですが、「日本史・世界史などの歴史の授業は、現在から過去へ遡る方向性で進めたほうがいいのではないか」とありました。


つまり、私たちが受けてきた歴史の授業のように、「ある時期」をスタート時点と決めて徐々に時代を追いかけていくのではなく、「今」をスタート時点と決めて徐々に時代を遡っていくという授業の進め方です。


スタート時点である「今」をどのように説明するか、先生の「アドリブ」に委ねる部分が多く、また近現代の歴史認識をどのように説明するか、いろいろ問題はあるかもしれませんが、確かにそのほうが想像力が刺激されるかもしれません。


歴史の中で実際に生きている時点は「今」しかないわけですから、それを機軸にして少しずつ遠心力を働かせていく授業って面白そうですね。