自分勝手の「事情」

「自分勝手な心を克服し、相手のことを思い遣って仕事に取り組む」


これはまさに理想的なことだと思いますし、自分自身、本当に反省しなければいけません。一方で、「自分勝手」になってしまうには、それなりの理由があることにも気づかされます。


汚い話で申し訳ございませんが、先日下痢気味になり、トイレに駆け込む事態に陥りました。最初は「軽い下痢」かなと思い、一度トイレに行って「もう大丈夫だろう」と安心し切っていました。しかしながら、そのあとでまた強烈な下痢に襲われました。どうやら今回は「本格的な下痢」だと気づいた瞬間には、すでに手遅れ寸前の状態でした。


こうなってしまったら、もう理屈は関係ありません。私に残された選択肢はただ一つ、トイレを見つけ、すぐに駆け込むことのみでした。もしこのとき、仕事の電話が入っても、きっと対応できなかったでしょう。それを「自分勝手」というなら、「自分勝手」に振る舞ってしまうさまざまな「事情」があることに気づかされます。


生活している最中には、なかなか自分の思い通りにいかないこともあり、何かと大変ですね。