自分で考える苦しみ

漠然とした不安など、今までどこか自分自身の気持ちの中でうまく処理できていないことがあります。よくよく反省してみると、それは「考えなければいけないこと」からついつい逃げてしまっていることが、いちばん大きな原因ではないかと思います。


例えば、仕事において考えなければいけないことがあるとき、自分自身の考えを突き詰めていく前に、「とりあえず読書しよう」とか、「すぐにできる作業から始めよう」とかして、気づいたときには「考えなければいけないこと」から逃げていた、という事態が多々あります。

これは、大問題なのでしょう。もちろん、やるべきことはしっかりやっていかなければいけませんが、「気づけば考えていなかった」という事態は卒業しなければいけません。読書するにしても、「考えなければいけないことについて、何かヒントはないだろうか」という目的意識をはっきりさせることも重要だと思います。


もちろん考えを突き詰めていっても、それを行動に移したからといってうまくいくとは限らないと思います。また、今まであまり考える習慣を持っていなかったので、考えを深めていくにしても、すぐに限界がやってきそうです。


でも、自分自身の気持ちに素直に向き合うのであれば、苦しくても考え続けなければいけない。自分自身の感情が、そのように仕向けているように思います。