葦の髄

「葦(よし)の髄(ずい)から天井を覗く」

自分の狭い見識をもとに、広大な世界のことについて(自分勝手に)判断を下すことを意味する言葉のようです。この言葉が「ことわざ」として語り継がれていることから、頻繁に犯してしまうことを戒めようという過去からの「意志」が感じられます。


一方で、自分自身の短い一生の中で、広大な世界のように、広大な見識を獲得することは到底できそうなことにない、とも思われます。ただ、そのように思うとき、次の言葉も浮かんできます。


「割り切りとは、精神の弱さである」


「貪欲に『知ろう』という好奇心を持ちつつ、謙虚に生きていくべきだ」ということが、過去からの「意志」なのでしょうか。やっぱり毎日、反省の日々ですね。