将来に対する漠然とした感情

「未来」や「将来」は、自らの年代によって、その言葉から受ける印象、あるいは感情は、かなり異なってくると思います。


私自身、10代や20代、あるいは30台前半あたりまでは、「未来」や「将来」というものに対して、根拠もなく、漠然とした期待や、高揚感のようなものを感じていました。


そして現在、40代後半に差し掛かってくると、「未来」や「将来」に対して、漠然とした不安や寂寥感のようなものを感じます。


「未来」や「将来」は、本来実存するものではありませんが、自らの年代によって、こんなにも印象が変わってくるのかと、改めて驚きを覚えます。


「漠然とした未来」「漠然とした将来」は、若い年代は、その生命力から、意識することなく前向きに捉えることができていましたが、中年世代以降は、きっと自らの意志で、その存在感をどのように捉えていくかが大切だと思います。


希望のある未来、夢のある将来を思い描き、「今」に役立てていきたいと思います。