9秒98!

今日、ついに百メートル走で日本人初の10秒を切る記録、9秒98という記録が生まれました。


ネットニュースの速報で知ったとき、思わず一人でニヤニヤしてしまいました。1998年に伊東選手が10秒00という記録を出したとき、いよいよ日本人が10秒の壁を乗り越えて9秒台の時代に突入するのはもう目の前と思われていましたが、そこから実に19年かかりました。


そして今日、桐生選手が9秒98の記録を出した。9月9日に9秒9台の記録が出たのも、全くの偶然でしょうが、結びつけて考えたくなるほど凄い記録で、待ちに待った記録でした。


桐生選手は記録のことは意識せず、勝つことだけを考えていたとコメントしていましたが、勝つためには知らず知らず10秒台の壁を越える必要のあったライバルの存在が、大きな意味を持っていたことを改めて考えさせられました。