サムライブルー

ロシアワールドカップで、日本のサムライブルーが活躍しています。大会が始まる前は、FIFAランキングを見ても、最近の勢いを見ても、グループリーグで3連敗するのはやむを得ないと言われていましたし、そうなる可能性が高いものと思っていました。


でも、実際は2試合を終えて1勝1分けの大健闘をしています。確かに初戦で対戦相手のコロンビアの選手が試合開始早々にハンドで一発レッドカードとなり、90分のほとんどを「11人対10人」で対戦できたというアドバンテージがあったことは大きな要因になっているものと思われます。


しかしながら、仮に「11人対10人」であったとしても、その試合を勝ち切ることは難しかったでしょうし、セネガル戦でも引き分けまでもっていったことは「ラッキー」の一言で片づけることはできないでしょう。


冷静に考えれば、今日のポーランド戦も実力的に言えば、勝つか引き分けまでもっていくことはかなり至難の業だと考えられます。そのような立ち位置で、今日の試合を観戦したいと思います。


…それというのも、最近応援しているスポーツ選手やチームが負けると、私自身、必要以上にダメージが大きく感じるからです。それはなぜなのか反省してみると、自分自身、何かに真剣勝負で戦っているか、真剣勝負で挑戦しているか、と言われると、おそらくその部分で納得できていないように思えてなりません。


もちろん、日々の業務を真剣に取り組むように心がけてはいるのですが、「何かに挑戦する」という気持ちが最近薄くなってしまっていたのではないかと反省します。だから必要以上に、応援しているスポーツ選手やチームに自分自身を投影し、結果がダメだったら、その結果にダメな自分自身を見出しているのかもしれません。


きっと自分自身が真剣勝負で何かに挑戦していれば、応援しているスポーツ選手やチームが仮に負けたとしても、きっとその結果を悔しがるだけでなく、その過程で一所懸命戦っている姿に、充実感と大きな勇気を得ることができるはずです。…そのようなことを反省しつつ、改めて今日のポーランド戦に私自身ものぞみたいと思います。