アジアの若者

最近、東京にいると、外国からの旅行者が目立ちます。それはまさに、統計データと実感が一致していることの表れと言えるでしょう。


また、コンビニ店舗では、アジアの若い人の店員さんに会うことが多くなりました。最近では、東京のコンビニ店舗で、アジアの若い店員さんよりも、日本人の店員さんに会うことのほうが少ないように感じます。


でも、それは、やはり店舗経営者の方針によって異なるのでしょう。日本人の店員さんしか会ったことのない店舗もありますし、ほとんどアジアの若い人にしか会ったことのない店舗もあります。また、ファミリーマートでは、企業方針として、主婦を中心とした地域に住む女性を増やそうとする動きがあるようで、言われてみれば確かに、日中は女性の店員さんが多いように感じます。


小売りや外食産業における人手不足が深刻な問題となっており、年末年始は営業しない外食店舗もあったそうです。コンビニ等の小売り店舗では、セルフレジをもっと積極的に導入してもよいように思いますし、外食産業でも、フロア業務は店員さんが行い、精算はセルフレジ中心でもよいのではないかと思うのですが、そんなに簡単な問題ではないのでしょうか。


「精算」業務でいえば、今後はキャッシュレスが進行していきそうです。外食店舗では、そのうちレシートに記載されたQRコード等を読み込んで、その場で精算することも進んでいくかもしれません。現在は、まさにその過渡期にあると言えるでしょう。


もちろん、精算以外のところで、「人に聞きたい」「人に注文したい」「人と会話したい」といった潜在的なニーズも私たち消費者はもっているのかもしれません。「ありがとうございました」と気持ちよく挨拶してくれる店舗は印象がよいですし、「また来たい」と思ってしまうものです。


そのような人との接点を、アジアの若者や地域の人と行いつつ、精算業務等は簡略化していくことが、あるべき姿なのでしょうか。