名人戦

今回の名人戦は、密かに(?)結果がどうなるか楽しみにしていました。


最終的には羽生善治棋士が名人位に返り咲き、「永世名人」の資格も獲得されたそうです。一ファンとして、大変嬉しく思います。

今回の名人戦シリーズで「すごいなあ」と思ったのは、(将棋の内容・レベルはもちろんよくわかりませんが)1勝3敗と追い込まれた森内永世名人が、一矢報いたことです。

森内俊之棋士と言えば羽生棋士と同い年で、小学生のときから同世代のよきライバルとされながらも常に羽生棋士の後を追っているイメージがありました。しかしながら、「永世名人」は羽生棋士より一足先に獲得され、今回も羽生棋士のほうが「挑戦者」でした。

すでに森内棋士は「永世名人」の資格を獲得されていますので、羽生棋士以上に気持ちを高めていくのが非常に難しい状況であったと思います。そんな中でシリーズはスタートし、互角の戦いを続けながらも(羽生棋士の気迫に圧されたのか)凡ミスによって勝利を逃してしまった対局があり、そこでシリーズの勝敗は決したかと思いました。


しかし、「名人」は違いました。羽生棋士も森内棋士もやはり「名人」であり、私のような素人では想像できない高みの世界があるのかもしれません。


将棋の内容はよくわかりませんが、今回の名人戦シリーズの行方がどうなるか、非常に楽しませていただきました。