自反するということ

最近読んだ本の中に、次のような主旨のことが書いてありました。

「よりよく生きていくためには、いつも『自反』することが大切です。例えば、石につまずいて転んでしまったとき、石に悪態をつくのではなく、『石に気づかずに転んでしまった私は、気が抜けていたのではないだろうか』といったように、起こることを自分自身の反省材料として捉える姿勢が大切です」


自分自身の反省として、何かマイナス感情が発生することが起こったら、無意識のうちに「自分の外」の事物に対して悪態をついてしまっていることが多々あります。ただ、このようなマイナス感情をなくすことはできないと思いますので、大切なことは、そのあとすぐに「自分自身を反省する」という心の向きに切り替えるということでしょうか。


「自分の外」のことに対して、仮に心の内だけであったとしても、悪態をついてしまうようなことがあったら、「自分自身を反省する」ことを思い出したいと思います。