2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「コンピューター」対「人間」

少し前のことですが、「コンピューター」対「人間」の将棋対決をニュースで取り上げていました。コンピューターも最新鋭のものでしょうが、将棋棋士もトップクラスの人です。結果は、かろうじて「人間」が勝ったということでした。勝因を聞かれた棋士は確か…

自己限定

仕事などでなかなかうまくいかないとき、「やっぱり自分は能力がないのかなあ」「自分は平凡な人間だから」というように、自分自身に対して見えない鎖で縛り、「自己限定」をしてしまうことがあります。私自身の能力がどの程度か、そもそも私自身が平凡な人…

依存心

私自身、どこかに落ち着きたい、どこかに委ねたい、と思うことがあります。「安定」を求めることは、誰にでもある気持ちなのかもしれません。しかしながら、「安定」を求めてしまう気持ちの延長に「依存心」が芽生え始めたら、もう一度気持ちを引き締め直さ…

未来の創造

「未来を予測する最良の方法は、それを創り出すことである」という言葉があるそうです。今後世の中はどのように変化していくのか、どのような社会になっていくのか、ということを考えるとき、いろいろな情報からその兆候を読み解こうとします。環境問題をは…

受け止める力

相手の話や意見や気持ちを一旦受け止めてみる力というものが、実はとても大変なことで、そのためとても大切なことであるような気がします。そのときそのときにおいて、自分自身の「都合」を優先させたいがために、相手の話を聞き流してしまっていることがあ…

「エゴ・マネジメント」

自分自身の「エゴ」といかに付き合っていくか、ということの問題の大きさを感じます。今までの私は、「まず自分がよくなりたい」という気持ちが強かったと思います。自分自身の「エゴ」が満たされて初めて他人に目を向けていこうとする気持ちが、無意識であ…

「成功」の定義

アメリカの教育において、小さいうちから次のような問いを投げかけるそうです。「Define your own success.」「あなた自身の『成功』を定義しなさい」ということですが、この年になってもズシリとくる「深い問い」だと思います。私にとっての「成功」とは何…

梅雨の季節

東京地方は暑い日が続いています。6月下旬にもなれば、ジメジメとした湿気が充満し雨でスーツもびしょ濡れ、というイメージが付き纏いますが、今年は怖いくらい暑い日が続いています。「地球温暖化」というイメージが刷り込まれて暑さに敏感になっているか…

大御所

私は将棋を見るのが好きで、(実力はないですが)たまにテレビで将棋観戦をしています。ユニークなキャラクターで有名な大御所の棋士が、以前テレビの企画で「はさみ将棋」をしていました。対戦相手も将棋界の第一人者。そのような方々が「はさみ将棋」に対…

「プロフェッショナル」

先日ある演劇(コント)を見に行きました。その「主役」は私の子どもの頃からのスーパースターです。その人の「コント」にかける情熱を感じつつも、無条件で「笑わせてくれる」すごさに、改めて尊敬の念を強めました。「子どもからもらった感想で、『バカな…

立居振舞

いろいろな人にお会いさせていただく中で、立居振舞にも惹かれてしまう人がいらっしゃいます。仕事に取り組む姿勢はもちろんのこと、どうしてそのような「細やか」なことまで「気」が行き届くのでしょうか。「神は細部に宿る」とありますが、その人の「作品…

「下段者」と「上段者」

「下段者は、上段者の力がわからない」という言葉があるそうです。様々な人とお会いしていると、「この人すごいなあ、と感じるけど、それはなぜなのだろう」と考えてしまうことがあります。つまり、その人の「すごさ」が私自身わかっていないということにな…

「自分」と「他人」の境界

胎内から外に出て、自分と他人、善と悪、美と醜といったように、あらゆることに境界線を引く壮大な旅が始まるそうです。「自分」が一個の独立した存在であるという顕在意識が、無意識にそうさせるのでしょうか。「自分」を独立した一個の存在であると考える…

人の魅力と存在感

身近な人の中にも、「魅力的な人」と「存在感のある人」がいます。どちらも理由はうまく言えないのですが、なぜかそのように感じてしまいます。回りの人の「鏡」を通した私は、(残念ながら)さほど魅力的な人間ではなさそうです。また、存在感があるかどう…

「検索」と「推薦」

私がインターネットを利用するとき、「検索」(search)エンジンを「入り口(ポータル)」としています。現在においては、ポータルと言えば「検索」というキーワードしか想像できませんが、「推薦」(recommendation)エンジンを開発する動きが加速しているそう…

「温故知新」

「古きをたずねて新しきを知る」という意味の言葉ですが、「環境ビジネス」にしっかり取り組んでいくための一つのキーワードであると感じます。温暖化ガスの排出量削減が世界的な潮流になっており、具体的にどのように取り組んでいくかに問題が移行しつつあ…

「バタフライ効果」

「北京で蝶が羽ばたけば、ニューヨークでハリケーンが起こる」という言葉があるそうです。ほんの小さな「ゆらぎ」が、大きな影響力を持って世界中に浸透していく様は、「グーグル」などの世界的なインターネット革命の動きに見て取れます。最近、ますます「…

バス・ドライバー

先日バスに乗ったのですが、大変若いドライバーでした。彼は若くても(もちろんプロですから)運転技術はしっかりしていました。なぜか彼に興味を持ったのは、その「ファッション性」と「表情」にありました。まだ「あどけなさを残す」と表現すべき「表情」…

「耐震構造」と「免震構造」

建築物の地震に備えた造りとして、「耐震構造」と「免震構造」があるそうです。私は設計及び建築のプロではありませんので詳細はわかりませんが、文字通り「耐震構造」が「地震に耐えうる」構造であり、「免震構造」は「地震を免れる」構造ということでしょ…

「一回性」

「一期一会」という言葉がありますが、仕事をしていく上においても、非常にズシリとくる言葉だと思います。「同じ場面は二度とない」と考えれば、一つ一つの作業がおろそかにできません。 しかしながら、もちろん私自身が常にそのような緊張感を持って仕事を…

「布石」

「Constellation」という言葉があります。一見意味のないもの同士が実は深い関連性を持ち合わせ、繋がり合うことを意味するのでしょうが、私はこの「Constellation」を意識して仕事をしているか、深く反省しなければなりません。日々の仕事や生活の中には、…

「東京」の抽象化

私は地方出身者で東京の大学に進学しようと考えていたとき、「東京」を漠然と捉えていました。大学に進学するまでほとんど「東京」に行ったことがなかったので、漠然としか捉えようがなかったのですが、今では少し捉え方が異なります。「街」を論ずるとき、…

東京地方の気温

今日の東京地方は、朝から暑く、最高気温は26℃まで上がるそうです。最近の「地球温暖化」の記事・報道を受け、「暑さ」に敏感になっているのかもしれませんが、それにしても、やはり「温暖化」が心配です。最近の夏の東京地方は、雷が猛威を奮っていると感じ…

温泉の効能

戦前のことですが、医学的に温泉の効能を検証しようと研究・調査されたことがあったそうです。ある評判のいい温泉を調べたところ、確かに一定の効果があると判明しました。そこで、その温泉の成分を調べ、配合によって全く同じ状態のお湯を作り他の場所でも…