2007-01-01から1年間の記事一覧

名作

高校生のとき、夏目漱石の本を読んで、登場人物が日常のほんの些細な(と第三者には思える)ことに悩まされ、傷ついていることに時代を超えて共感した記憶があります。 江戸時代以前の作品、外国語による作品は、それを読みこなすための基礎学力が必要になっ…

「根を張る」

「不遇な時は、下へ下へと根を張らせ」ある先生に教えていただいた言葉です。うまくいかないときは、じたばたしたりじっとしているのではなく、「下へ下へと根を張らす」ことが重要だということです。しっかりと実力を蓄えていくべきだということでしょうか…

「深根性」と「浅根性」

深く根の張る木の特徴を「深根性」といい、浅く根の張る木の特徴を「浅根性」というそうです。 さまざまな環境問題が浮上してきている現在において、「深根性」の木にますますスポットライトが当たっていくのかもしれません。「深根性」の木による森は、植樹…

日本の植生帯

広域的な植生の分布を分けたものを「植生帯」というそうですが、日本においては、「常緑広葉樹林帯」(主に西日本)と「落葉広葉樹林帯」(主に東日本)がその多くを占めるようです。常緑広葉樹林では、スダジイ・アラカシ・アカガシ・タブノキ・ツバキなど…

潜在自然植生

「見えないものを見る力」現在の私たちが目にする植生は、そのほとんどが人間の干渉を受けて形成されているようです。 「潜在自然植生」とは、人間の干渉がなくなると仮定したときに、その土地が支え得る最も発達した植生のことを指すそうです。つまり、人間…

鳥の目

サッカーの中村俊輔選手ですが、試合中には上からみた全体のイメージを常に持っているそうです。誰がどこに動きそうか、「その先の変化」に対応して自分はどこに動くべきか、どこにボールを蹴るべきか。実際に自分自身を上から見る目、少し離れた距離から自…

強さの秘訣

あるメジャーリーグの(ヤンキース以外の)名監督が、「なぜニューヨーク・ヤンキースはいつも強いのか」を真面目に考えたそうです。そして、ハッとしたそうです。「ヤンキースの選手が守備でグランドに散らばっていくとき、どの表情も(腹が立つほど)自信…

習慣

自分自身の能力を高めていくために、よりよい生活をしていくために、「よい習慣」を身に付けたいと思います。 しかしながら「よい習慣」には、どうも精神的抵抗がついて回るようです。「習慣」にするには重過ぎる内容だとすぐにやめてしまうので、「少し背伸…

集合写真

「写真を撮っても、持ち歩くこともしなければ滅多に見ることもしない。だから、写真を撮ることに対して、前向きな動機があるわけではなかった。しかしながら、普段はあまり意識していない団体の集合写真を私が撮ることになり、全員がカメラのレンズに視線を…

背伸び

買うかどうか迷う本があります。現在の自分自身では読みこなせないと感じることが、迷う原因になることがあります。「今の自分には少し難しすぎるかな」と思い、「今買うべきではない」「いやチャレンジすべきだ」などと迷ってしまいます。 結局買うことにな…

地球空間と仮想空間

日本は人口減少社会に入ってきていますが、世界的には人口が急増しています。「地球空間」は有限ですので、人類が生存し続けることができるような工夫を凝らす必要性が高まってきているようです。 しかしながら、制約のない社会、どんどん進化発展し拡大して…

「野球」の楽しさ

昨日のクライマックスシリーズのロッテとソフトバンクの試合は、雨が降り、さらに強風の中での試合のようでした。また大リーグでは球場内に虫が大量発生し、虫とも闘かわなければいけない試合がありました。 快適な空間で試合を見るのもいいですが、一流のプ…

一勝九敗

「一勝九敗」を読みました。「失敗から学ぶ」ということの大切さが書いてあったと思います。「致命的な失敗は(もちろん)してはいけないが、実行してみて学んだことを基に修正していけばいい」という内容のことが書いてありました。「失敗には成功の芽が潜…

これからの労働環境

最近、数名の大学生の方とお話する機会に恵まれました。私が大学生だった頃(10年以上前)と比べると、前提とする雇用環境の認識の違いを感じます。 お会いした大学生の方々は「終身雇用」を雇用環境の前提としていないことを明確に感じ取ることができました…

唯我独尊

「唯我独尊」という言葉があります。「世の中で自分だけが優れている」という解釈もあるようですが、本来の意味は「皆それぞれがかけがえのない存在であり、かけがえのない命である」ということのようです。 漢字をそのまま読むと、「唯(ただ)我は、独りで…

リーダーの条件

自民党総裁選を目前に控えたときに「リーダーの条件」を聞かれ、福田氏は「辞めるときの決断」と、麻生氏は「孤独に耐える力」と答えたそうです。 「リーダーの条件」を羅列したら、たくさんのことが挙げられそうです。大切なことは、そのときそのときの自分…

議長の任務

国連総会開幕を前にして、国連の潘基文事務総長は次のような内容のことを語ったそうです。「意見の違いばかりを議論するのではなく、一体となって行動しなければならない」 会議をするとき、この会議はどのような目的で参加者の(貴重な)時間を費やすのか、…

「一食、二茶」

「環境」関連の出版物を見ていると、何度か目にする名前があります。「南方熊楠」です。名前は聞いたことがありましたが、具体的にどのような功績があり、どのような人物であったのか、正直なところほとんど何も知りませんでした。「縛られた巨人 南方熊楠の…

森林減少

世界的に森林減少が進んでいるようです。FAO(国連食糧農業機関)によると、2000年から2005年の間に、地球上で、日本の国土に相当する3658万ヘクタールが牛畷要るそうです。過剰な伐採が背景にありますが、地球温暖化の影響も無視できないようです。IPCC(国…

教育とは・・・

Education is what remains after one has forgotten everything he learned in school.(教育とは、学校で学んだ全てのことを忘れてしまった後に残っているもののことである。)これは、アインシュタインの言葉であるようです。「学校で学んだ全てのことを…

「利益の源泉は人」

昨日の新聞で、「利益の源泉は人になる」という記事がありました。今までも「人は大事」というお題目(=倫理感)はありましたが、これからは「利益の源泉が人になる」というものです。 つまり、「工場」で「大量生産」する「産業資本主義」の時代は日本では…

ダーウィンの悪夢

「ダーウィンの悪夢」をDVDで見ました。「不都合の真実」をはじめ、環境問題に関連する映画が話題にのぼっているようです。これからもいろいろなことを吸収していきたいと思いました。よりよい方向に軌道修正していけるように、たくさんのことを吸収し、柔軟…

森林浴

「森林浴」は、「フィトンチッド」や「マイナスイオン」などの成分により、科学的にも心身に良い効果をもたらすそうです。実際に森林の中に入って散策すると、随分気分が落ち着きます。日本は山が多いことから、「森林」は昔から身近な存在となっているのか…

アジアの経済力

インドと中国の経済力に注目が集まっています。ちなみに中国とインドの人口は、世界人口の40%近くを占めているようです。今後、世界の経済地図はどのような変化を見せていくのでしょうか。 以前ムンバイ出身のインドの方とお話をさせていただく機会がありま…

消費意欲の減退

首都圏に住む20代の人が、30代と比べて「消費意欲」が減退しているというアンケート結果が出たそうです。自家用車を持たず、お酒を飲まないライフスタイルが浮き彫りになってきたそうです。その代わり、貯蓄に対する関心は高まってきているようです。休日は…

読書

極力たくさんの本を読もうと思うのですが、貧乏性のせいか、最初から最後まで丁寧に読まないと気持ち悪くなります。読んでいてピンとこない部分でも、ついついじっくり読もうとしてしまいます。(でも結局は、覚えている部分は数箇所なのですが、、、)結局…

「元型」

「ユング心理学」のユングは、個々人の中に当人の人生体験を超えた「人類の遺産」が組み込まれているとし、それを「元型」(アーキタイプ)と呼んだそうです。「ユング心理学」のことはよくわかりませんが、確かに人生体験で触れたことのない景色を夢で見る…

eco検定合格

第2回「eco検定」の合格通知が届きました。自己採点で合格圏内であることは確認していたのですが、実際の合格通知を見ると、やっぱり嬉しくなります。今回は受験者が1万人程度だったようです。第1回は1万4千人程度が受験されたそうですから、3分の1だけ受…

「明日の神話」

先日「東京都現代美術館」に行きました。展示作品の中に、岡本太郎さんの「明日の神話」がありました。縦5.5m、横30mのとてつもなく大きい絵画です。こんなに大きな絵を見るのは生まれて初めてで、とにかく圧倒されました。私が見に行ったときはそれほど混…

「もったいない」

ケニア出身のワンガリ・マータイ氏は、2005年に来日した際にこの言葉を知り、環境問題を考えるにふさわしい精神であると感銘を受けたそうです。「もったいない」という言葉には、モノに対する敬意が込められているということです。確かに、昔の日本人にはそ…